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新潟県が、県営ダム11箇所の水力発電電力を12月17日に入札にかけ、新しい新電力事業者が二倍の単価で購入する事が決定しました。

県民の収入が、この分野で二倍になったのです。

 

これは電力自由化で熟成された。健全な市場価格のなせる当然の帰結です。

16円/kwhくらいの落札ですが、以前の地元電力会社の7円/kwhとの差額は、16円が適正原価の場合は、いままではその地元電力会社の利益になっていたことになります。

それは年間約45億円・・・・

それに、怒るべきか?褒めるべきか?は皆さんの価値基準によりますが、

不適切な市場の終わりの始まりと考えれば、やはり良いことです。

 

東京都・神奈川県・群馬県・山梨県などが先駆的にすでに始めていますが、さっさと全国に広がるでしょう。

2~5年・10年長期売電解約などの縛りがあって、入札出来ない自治体もあると思いますが、違約金が切替後1年で支払える可能性があります。

太陽光発電もどうぞ入札して下さい!

公営発電所は水力・太陽光以外に、清掃センター・廃棄物汚泥バイオなど沢山ありまして、中には土地改良区なども水力を初めとした発電所を抱えています。

ちなみに総務省通達で公営発電所は売電は入札を義務付けていますので、これは権利であり義務でもあります。

電気を安く買って高く売ってくださいという当たり前の話